2026年9月20日(日)、群馬県伊勢崎市のプラザ・アリアにて、「多文化共生 敬老会2026 – Homenaje a nuestros senpais」を開催いたしました。

本会は、長年にわたり家族を支え、懸命に働きながら、地域やコミュニティの中で歩みを重ねてこられた人生の先輩方へ、心からの感謝と敬意をお伝えすることを目的として開催したものです。

世代や国籍を越えて多くの皆様にお集まりいただき、人生の先輩方を囲みながら、笑顔と温かな交流に包まれた一日となりました。

多くの来賓の皆様とともに

当日は、伊勢崎市長 臂泰雄様、衆議院議員 井野俊郎様をはじめ、多くの来賓、招待者、地域関係者の皆様にご参加いただきました。

人生の先輩方への敬意と感謝をともに分かち合いながら、食事や交流、音楽、踊り、感謝状の贈呈などを通じて、世代を越えた心温まるひとときを過ごすことができました。

日系社会・文化をつなぐ皆様

また、日系社会や文化・教育分野にゆかりのある皆様にもご参加いただきました。

APJ(ペルー日系人協会)の日本語普及部門で長年活動された熊川静子様、そしてリマ日本人学校や文化・教育分野に携わってこられた富澤厚氏様ご夫妻にもお越しいただきました。

会場では、ペルーで行われていたAPJの文化行事を思い出すような懐かしさを感じたという声や、さまざまな国籍の方々が一堂に集う姿に、多文化ならではの魅力を感じたという声も聞かれました。

日本にいながらペルーを懐かしく感じるとともに、異なる文化を持つ人々が自然に交流できる、温かな場となりました。

心に残る家族の再会

今回の敬老会では、心温まる家族の再会もありました。

ペルーから来日されたJuan Carlos Ogusuko Mori様は、今年94歳を迎えられたご家族をお祝いし、感謝の気持ちを直接伝えるためにご参加くださいました。

長い年月を経て再会し、直接言葉を交わす姿は、ご家族にとってはもちろん、会場にいた多くの方々にとっても大変感動的な場面となりました。

人生の先輩方への感謝を伝え、家族や世代のつながりを改めて大切にすることの意味を感じさせてくれる、忘れられないひとときとなりました。

ベトナムコミュニティへ広がる敬老の思い

当日は、ベトナム出身の山本雄二様にもご参加いただきました。

今回の敬老会を通じて、日系・ペルー・ラテンアメリカコミュニティだけでなく、ベトナムをはじめとするさまざまな外国人コミュニティにおいても、長年日本で生活し、働き、家族や社会を支えてこられた人生の先輩方へ感謝を伝える場の大切さを、改めて感じる機会となりました。

山本様からは、今回の取り組みを参考にしながら、今後はベトナムコミュニティの先輩方にも、同じように感謝と敬意を伝える機会をつくっていきたいとの思いをお話しいただきました。

今回の敬老会が、異なる文化やコミュニティをつなぎ、新たな取り組みへと広がっていくきっかけとなったことを、私たちも大変うれしく感じています。

文化・踊り・音楽でつながる時間

会場では、文化や音楽を通じたさまざまなステージも披露されました。

コミュニティの皆様による踊りでは、会場いっぱいに笑顔が広がり、出演者と参加者が一体となる楽しい時間となりました。

また、創作琉鼓会BREATHの皆様による沖縄・琉球の太鼓演舞や獅子舞では、力強い太鼓の響きと躍動感あふれるパフォーマンスで、会場は大いに盛り上がりました。

2026年は、沖縄県からペルーへの移住120周年という大きな節目の年でもあります。

沖縄、ペルー、そして日本をつなぐ長い歴史に思いを馳せながら、文化を次の世代へ受け継いでいくことの大切さを感じる、特別な時間となりました。

90歳以上の皆様へ感謝を込めて

敬老会では、90歳以上の皆様への感謝状贈呈を行いました。

これまで歩んでこられた人生、そして長年にわたりご家族やコミュニティを支えてこられたことへの敬意と感謝を込め、一人ひとりに感謝状をお渡ししました。

人生の先輩方が築いてこられた歩みがあるからこそ、今の私たち、そして次の世代があります。

そのことを改めて感じ、感謝の気持ちを直接お伝えする大切な時間となりました。

感謝状贈呈の後には、Charo Unten de Mussoさん、Antonio Camaqueさんによるスペシャルステージが行われ、温かく力強い歌声と演奏に、会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。

世代と文化を越え、未来へ

イベントの最後には、人生の先輩方、ご家族、子どもたち、若い世代、出演者、来賓、関係者の皆様とともに、参加者全員で集合写真を撮影しました。

異なる世代、国籍、文化を持つ人々が一つの場所に集い、ともに笑い、語り合い、感謝を分かち合えたことは、私たちにとっても大きな喜びとなりました。

多文化共生とは、制度や言葉だけで生まれるものではなく、お互いの歴史や歩みを知り、尊重し、感謝を伝え合うことから始まるものだと、今回の敬老会を通して改めて感じました。

これからも、世代や文化を越えて人と人がつながり、互いを尊重し合える場を大切にしながら、未来へとつないでいきたいと思います。

「多文化共生 敬老会2026」の開催にあたり、ご参加、ご協力いただきました来賓の皆様、出演者の皆様、関係者、ご家族、地域の皆様に、心より御礼申し上げます。

そして何より、今回の主役である人生の先輩方へ、改めて心からの感謝と敬意を申し上げます。