伊勢崎市の災害時外国人支援ボランティア研修会に参加させていただきました。
12月5日(日)に伊勢崎市役所にて開催された「外国人災害時支援ボランティア研修会」に参加させていただきました。
研修会を通して改めて災害の恐怖だけでなく、事前の準備や知識を持つことの重要さを知ることができました。
災害が起きた時の準備はできていますか?
災害が起きた時どこに避難するか知っていますか?
自分が住む地域にはどんな災害のリスクがあるか知っていますか?
この3つができているだけでも災害時に迅速に行動することができます。
また、研修会の中で「自助」「互助」「公助」というキーワードがありました。
災害時は、まず自分自身の身を守る行動をし、助けが必要な方がいれば互いに助け合い、それでも助けることが難しいときに救急車など公共に助けを依頼するというものです。
群馬県は比較的災害の少ない地域ですが、いつ災害の被害に遭うか伊勢崎市のハザードマップにはスペイン語翻訳されているものもありますので一度家族や会社の方たちと情報共有しておきましょう。
【防災について知っておいてほしいこと】
1.災害時持ち出しリュック
・伊勢崎市総合防災マップの1番裏に書いてあるもの(マップには 無いがマスクも入れておくこと)
・持ち出しリュックの中身のほとんどを100均でそろえられる
2.3つの「助」について
まずは自助(自分自身を守る)
次に互助(家族や近所の方と助けあう)
次に公助(防災士や国や市役所の公的機関に助けてもらう)
3.今からでも出来る防災
・家具が倒れないように突っ張り棒を使う
・防振マットなどを使って家具が滑らないようにする
・いつでも避難できるように寝室に靴と上着を置いておく
・寝るときはパジャマではなくスウェットなどの家着にする
・車の燃料は半分になったら入れておく(灯油をストックしておく )
4.もし災害が起こったらどうするか
「地震のときは?」
まず、揺れが収まるまで机の下や自分の身が守れる場所で待つ。
二次災害を防ぐために、ブレーカーやあガスを切っておく。
「火事のときは?」
初期消火をする。初期消火で消えない場合は、安全な場所に避難し て119番通報する。
用意できるなら、消火器を1つ家に置いておくとよい。
「台風のときは?」
庭や家の外に置いてあるものや飛ばされやすいものを物置などにし まっておく。
「洪水の時は?」
絶対に川の様子を見に行かない。家の前まで水が来てしまったとき は、2階や屋根の上に避難する。
「大雪の時は?」
早めにスタッドレスタイヤに交換しておく。数日分の食料や水を用 意しておく。
「伊勢崎市災害時外国人支援ボランティア研修会」
場所:伊勢崎市役所 東館5階第4会議室
内容:防災士と考える防災について
講師:伊勢崎市災害時外国人支援ボランティア 丸山 静 様